以前の記事でRaspberry Pi A+の連続運転テストを実施した際は、想定よりもかなり消費電力が少ないであろう結果が出ました。
で、実際の消費電力を確認するために、以下の商品を購入しました。
購入時の価格は、送料込みで217円・・・そこまで安くなくても良いのに・・・
流石に、この価格帯の商品に厳密な値を求めるつもりはありませんが、しばらく使ってみた限りでは、凡そ正しそうな値を表示してくれているようです。
ということで、複数パターンでザッと数値を確認してみました。
(1) | Raspberry Pi A+ 単体 待機状態 | 0.06A |
(2) | (1)+bash無限ループ | 0.09A |
(3) | (1)+有線USBイーサ 待機状態 | 0.14A |
(4) | (1)+有線USBイーサ ファイルDL | 0.20A |
(5) | (1)+無線USBwifi 待機状態 | 0.14A |
(6) | (1)+無線USBwifi ファイルDL | 0.23A |
(7) | (5)+bash無限ループ | 0.17A |
有線USBイーサはこちらを利用しています。
Wifiは以前のテストの際と同じGW-USNano2です。
ファイルDLはhttpのwgetで数百MBのファイルをSDカードに書き出す形でダウンロードしています。
bash無限ループは「while : ; do i=$((i+1)) ; done」でループさせています。
以前のテストの際はCPUは枯渇状態にはしないで、GPIOで温度センサを稼動させていましたので、(6)よりやや重い負荷なのではないかと思われます。
さて、今回購入した電圧チェッカでは瞬間的な値までは取得できませんので、前述の表以上の電力が消費されないことを保証するわけでは全くありませんが、それでも大分少な目の値となっております。
これならば、モバイルバッテリでも、もう少し負荷をかけても大丈夫そうな気がしますね・・・
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