Pimoroniで注文していたRaspberry Pi Zeroが届きました。
これでB2、A+、Zeroと揃いましたので、完全に素の状態での待機中の消費電力を比較調査してみました。
満タン状態のUSBモバイルバッテリを接続し、起動時刻からバッテリ切れでの停止時刻までを測定します。
(cronで毎分現在時刻をテキストに追記し、最初と最後の時刻を比較するだけです)
OSはNOOBS 1.5.0でいれたRaspbianで、cron以外の設定や更新は全く行いません。
microSDカードとUSBモバイルバッテリしかラズパイには接続せず、microSDカードは使い回します。
モバイルバッテリは容量1,430mAh の以下の製品を利用します。
早速、結果です。
Zero、A+、B2、Zero、A+、B2の順番に2回ずつ実施した平均値です。
8時間30分 Zero
8時間29分 A+
3時間52分 B2
一応はZeroが一番長く持ちましたが、A+との差は誤差の範囲ですね。
B2の短さが目立ってはしまいますが、性能に大きな差がありますので、これは当然の結果でしょう。
色々とパーツが少ない分、ZeroがA+より長持ちするかとも思いましたが、CPUやメモリの性能がA+より若干高いため、相殺されているのかもしれません。
(個体差もあるのでしょうが)
USB機器の接続を想定した場合、ZeroはmicroUSBなのに対し、A+は普通のUSBがそのまま刺さります。
普通のUSBをZeroで利用する場合は変換コネクタが必要になりますので、その分、A+より消費電力は不利になるかもしれません。
Zeroの記事なのに、「やるじゃないかA+・・・」という感じになってしまいましたが、次の記事では、Zeroの利点をクローズアップしたいと思います。
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