2016年02月11日

Raspberry PiのCPUアンダークロックと消費電力について

Raspberry Piとモバイルバッテリを使った調査をこれまでに色々とやっているわけですが、アンダークロックと消費電力について調査してみました。

Raspberry Piのクロック数はraspi-configや、/boot/config.txtの編集で簡単に変更可能です。
arm_freqを100まで落とし、例の如く、Pi Zeroで以下のモバイルバッテリでどれだけの時間起動できるのか確認してみました。(その他の条件については前回と同様です)



結果としては、8時間48分間、起動し続けました。

arm_freqの値を編集していない状態で8時間30分でしたので、差がないわけではないが・・・といったところです。

アンダークロックと消費電力については公式フォーラムでも過去に議題にあがっておりarm_freqの値を小さくしても、消費電力には殆ど影響が出ない・・・というのが正しい挙動のようです。

ただ、容量1,430mAhのモバイルバッテリで一応は20分弱は起動時間を延長できたわけですから、もっと容量の大きなモバイルバッテリを利用すれば、その分、延長時間も大きくなるものと思われます。

また、前述の公式ドキュメントやフォーラムによると、どうもGPUもアンダークロックできそうですので、次回はgpu_freq,core_freq, h264_freq, isp_freq,v3d_freqの値を小さくして調査してみます。

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2016年02月07日

Raspberry Pi Zeroの体積について

Raspberry Pi Zeroを実際に手にしてみると、その小ささ・・・というより、「薄さ」に驚きます。

zero.jpg


上の画像は、A+と並べて撮影したものです。

Zeroの端がA+の下に入っていますが、これはA+をZeroの上に乗せているわけではありません。
A+は裏面にmicroSDカードスロット等のモジュールがありますが、Zeroは裏面には何もなく、より薄くなっているため、触れずに下に差し込めるほどの差があります。

簡単な計測ですが、A+はGPIO部まで含めて大体13〜14mm、Zeroは6〜7mmといったところです。

上から見た面積的にはZeroはA+の約半分ですが、体積的には約1/4ということになります。

当然、ZeroにもGPIOピンをつければ同じ厚さにはなりますが、個人的には、Zeroの最大のメリットは、この体積の小ささにある・・・と申しますか、このメリットを生かさなければ、Zeroを使う意味があまりないのではないかと考えています。

カバーをつけると厚さが増してしまいますし、カバーがZero本体よりお高くなる・・・なんてことにもなりますので、カバーはつけずに、小さな空間にガンガン組み込んでいき、壊れたら別のZeroに差し替える・・・という使い方が正しい使い方になりそうです。
(現状ではまだ入手困難であるためあまり贅沢な使い方はできませんが)

次の記事では、なるべくお手軽かつ省スペースにZeroを利用する方法について検討してみます。

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Raspberry Pi Zeroの待機電力調査

Pimoroniで注文していたRaspberry Pi Zeroが届きました。

これでB2、A+、Zeroと揃いましたので、完全に素の状態での待機中の消費電力を比較調査してみました。

満タン状態のUSBモバイルバッテリを接続し、起動時刻からバッテリ切れでの停止時刻までを測定します。
(cronで毎分現在時刻をテキストに追記し、最初と最後の時刻を比較するだけです)

OSはNOOBS 1.5.0でいれたRaspbianで、cron以外の設定や更新は全く行いません。
microSDカードとUSBモバイルバッテリしかラズパイには接続せず、microSDカードは使い回します。

モバイルバッテリは容量1,430mAh の以下の製品を利用します。




早速、結果です。
Zero、A+、B2、Zero、A+、B2の順番に2回ずつ実施した平均値です。

 8時間30分 Zero
 8時間29分 A+
 3時間52分 B2

一応はZeroが一番長く持ちましたが、A+との差は誤差の範囲ですね。
B2の短さが目立ってはしまいますが、性能に大きな差がありますので、これは当然の結果でしょう。

色々とパーツが少ない分、ZeroがA+より長持ちするかとも思いましたが、CPUやメモリの性能がA+より若干高いため、相殺されているのかもしれません。
(個体差もあるのでしょうが)

USB機器の接続を想定した場合、ZeroはmicroUSBなのに対し、A+は普通のUSBがそのまま刺さります。
普通のUSBをZeroで利用する場合は変換コネクタが必要になりますので、その分、A+より消費電力は不利になるかもしれません。

Zeroの記事なのに、「やるじゃないかA+・・・」という感じになってしまいましたが、次の記事では、Zeroの利点をクローズアップしたいと思います。

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posted by hahasoha at 12:07| Comment(0) | Raspberry Pi